ちどりやのこだわり『葛粉』
葛粉に出会う、自然のちから。
ちどりや オリジナル フェイスパウダー ものがたり
出会い
ちどりやの屋敷代表がフェイスパウダーの素材として注目したのが、日本古来の食材「葛粉」でした。
長年愛用している和漢方の古書を紐解くと、葛の記述には「根から葉まで余すところなく活かせる」と。しかし美容目的での使用例や研究報告はほとんど見当たりません。
リサーチを進める中、ある俗説に目が止まりました。「漢方薬店の主人に薄毛はいない」——葛を日常的に扱う人々の肌や髪への影響。そこから数年をかけ、葛を美容に使う裏付けをひとつひとつ積み上げていきました。
老舗との出会い
屋敷代表が最初から目をつけていたのが、奈良にある「森野吉野葛本舗」。創業450年、現在の当主・森野智至さんで20代目という吉野葛の名店です。
その葛粉は一流料亭や和菓子店だけでなく、皇室の儀式にも用いられるほど品質に定評があります。
当主のお母様は若々しくお肌もツルツル。「若い頃から葛粉をかぶって働いたせいかしら」と笑いながら語ってくださいました。
葛粉ができるまで
秋の七草にも数えられる葛は、アジア原産のマメ科のつる性植物。夏の間に大きな葉で蓄えた養分を、冬になると太い根にたくわえます。その根から取り出すデンプンが「葛粉」です。
奈良県内で専門家が採掘した野生の葛の根を細かく粉砕し、水にさらしてデンプンを取り出します。その後、約9回の水さらしを繰り返し、不純物や灰汁を3週間かけて丁寧に除去。さらに1〜3ヶ月、自然乾燥させてようやく完成します。
葛粉づくりは11月から3月の寒い時期だけに行われます。栄養豊富な葛は沈殿の2日間で雑菌が繁殖しやすいため、「とにかく寒いこと」が品質を守る鍵。取材時には午後2時でも3cm以上の厚さの氷が水槽に張っていました。
素材との調和
葛粉の美容利用に確信を得たちどりやは、フェイスパウダーの各素材との相性を研究。葛粉とほかの天然素材が美しく調和することがわかりました。
使い心地
普段はサラっとした軽い粉感。しかし汗が出てくるとピタっと肌に吸い付き、崩れません。
葛粉は皮脂となじみが良く、使い続けるほどに肌との親和性を感じていただけます。天然素材だけで作られたこのフェイスパウダーは、肌にやさしくていねいに馴染んでいきます。
森野吉野葛本舗
創業450年・20代目当主。奈良県大宇陀に蔵を構え、今も天然の手法で葛粉を作り続けています。 その葛粉は一流料亭・和菓子店から皇室の儀式まで、広く信頼される吉野葛の名店です。