東洋医学に学ぶ|ニキビ・吹き出物・シミ 部位別
on July 20, 2026

東洋医学に学ぶ|ニキビ・吹き出物・シミ 部位別

イザという時に限って、あの子は現れる。

デート前の夜、大事な会議の朝、楽しみにしていたパーティー当日—— ちゃんとお手入れしているのに、なぜか額に、鼻の上に、ほっぺにも。 泣きたくなりますよね。

でも、慌てないで。 ニキビやシミが"出た場所"は、体からのお手紙です。 東洋医学に学ぶ、パーツ別の原因と整え方をお届けします。



1|額(ひたい)=“想いニキビ”

昔から額のニキビは「想いニキビ」と呼ばれてきました。 考えすぎ、悩みすぎ、心の疲れ。そして女性ホルモンの揺らぎのサインです。

仕事を抱えすぎていませんか? 生理が終わると、何事もなかったように消えていくのもこの子の特徴。

・生え際 → 女性ホルモンのアンバランス ・額全体の小さなブツブツ → ホルモン全般の乱れ ・盛り上がった丘疹 → 首こり・肩こりからの巡りの滞り

まずは、深呼吸とひと休みを。


2|こめかみ

こめかみのニキビは、小豆大になると痛むこともある厄介もの。 原因は額とよく似ていて、女性ホルモンのアンバランスです。生理前に出て、終わると退いていく—— そう知っているだけで、少し安心しますね。 

また、合成の界面活性剤や香料の強いシャンプーやコンディショナーの洗いのこしで、かぶれていたりする場合もあります。


3|鼻の上

鼻の上や脇のニキビは、"極陽"の食べ物の摂りすぎのサイン。 お肉、マグロのような脂の多い大きな魚、海老・蟹、揚げ物、スナック、お酒…。

全部が悪いわけではないけれど、何でも摂りすぎはいけません。 脂っこいものを少し控えると、赤みがすうっと引いていきます。 


4|頬(ほお)

頬のニキビは、乙女の泣き所。 甘いもの・脂っこいもので、肝臓がお疲れのサインです。 精製された砂糖やクリームの甘さに、肝臓はとても弱いんです。

そして意外な犯人が、チークのつけすぎと、 合成界面活性剤たっぷりのヘア剤が頬に触れること。 髪はかわいいピンでとめてあげて。 更年期には、この場所にシミとして出ることもあります。 


5|目の周り

目元のニキビは、まさに邪魔もの。 子宮や内分泌の揺らぎ、心が不安定な時期のサインです。 そして、濃いアイシャドウのつけすぎ=合成顔料に負けている状態も。

アイメークをしばらくお休みしてみて下さい。 ストレスが多いと感じる方は、山や海で、大きく深呼吸を。 本当に痛みがあるときは、迷わず専門医のドアを叩いてくださいね。 


6|口の周り

口の周りのシミ・ニキビは、食べ過ぎで胃腸がお疲れのサイン。 腹八分目を目安に、夜遅い食事は控えめに。 遅くなる日は、にゅうめんやおじやなど消化に優しいものを。

急にできたシミやしわは、タバコも一因。 体内のビタミンCをどんどん奪ってしまいます。 コーヒーを一杯の抹茶に変えるのも、おすすめです。


7|唇の下〜下顎(あご)

この場所は、婦人科系の不調のサイン。 そして、基礎化粧品の界面活性剤や防腐剤のアレルギーが、顎に出ることもあります。

冷えも大敵。 立ち仕事の方や冷えやすい方は、下半身を温めて。 「腹巻きや半身浴で顎ニキビが治った」という嬉しい声を、たくさん聞いてきました。 


8|下顎の糸状につながった斑点

下顎に糸のようにつながる斑点は、 胃腸や臓器が弱って、全身に疲れが残っているサインです。

これは体からのSOS。 とにかく胃腸を休めて、ゆっくり眠ること。 健康は、あなたのいちばんの財産です。


9|首(くび)

首の小さなブツブツは、香料や紫外線の浴びすぎが原因のことも。 今お使いの香水を、少しお休みしてみてください。 (私も昔、"自然派"を謳う合成香料入りローションで、ひどい皮膚炎になりました)

リンパ上のしこりは、肝臓・腎臓の悲鳴。 油もの・濃い味・外食を控え、よく噛んで玄米粗食に努めると、案外早く治ります。 腰湯とリンパマッサージで巡りを。お通じが整うと、首はきれいになります。 


10|顔全体の正体不明のブツブツ

顔全体(時に全身)に広がるブツブツは、 抗生物質の副作用や、「もう休んで」という体の声。

甘いもの・油・お酒・タバコ・寝不足が重なると、 肌のバリアも免疫も落ちて、いつもは平気な食べ物にも負けてしまう。

甘い缶飲料を、急須のお茶や番茶に変えるだけで、 肌も、仕事の調子も、驚くほど変わります。 食べたものが、明日の私になる——You are what you eat. 


※体調の不安や痛みを伴う場合は、自己判断せず専門医・漢方医にご相談を。