OUR PHILOSOPHY
必要なものだけを、
丁寧に選ぶこと。
The art of choosing only what is necessary,
with care and intention.
大きな声で語るのではなく、ひとつひとつの成分に向き合い、本当に必要なものだけを残す。京都ちどりやの哲学は、足し算ではなく引き算から始まります。1999年の創業から変わらぬ、この静かな誠実さが、私たちのすべての基盤です。
引き算の美学。
成分が少ないほど、素材が問われる
スキンケアは、引き算の連続です。「これは本当に必要か」「この成分を加えることで、何かを失っていないか」——ちどりやが製品を作るとき、常に問い続けることがあります。
ゆずバスサシェは、乾燥させた柚子の皮だけが全成分です。酒粕ミルクバスは、無農薬栽培米の酒米から作った酒粕をフリーズドライにしただけ。ピーチムーンフェイスウォーターは月桃蒸留水とグレープフルーツ種子エキスの2成分のみ。
成分が1つや2つしかないとき、その原料の品質がすべてです。誤魔化しが効かない。だからこそ、ちどりやは原料の調達にこだわります。九州産やぶ椿の玉締め手搾り、野生の古木から採取した柚子種子、ポリフェノールを赤ワインの34倍含む沖縄の月桃——それぞれに、代替のない理由があります。
成分が増えることは、必ずしも豊かさではありません。本当に豊かなのは、厳選した1つひとつが、肌に誠実に届くことです。
「成分が少ないほど、
各原料の品質が問われる。
それがちどりやの誠実さです。」
シンプルな成分数の商品たち
「無添加」とは、
何か。
ちどりやが使わない4つのもの
「無添加」という言葉は、日本の化粧品業界でさまざまな意味で使われています。ちどりやの「無添加」が指すのは、以下の4つの合成成分を一切使用しないということです。
これはトレンドへの対応ではありません。1999年の創業時から変わらぬ処方の原則です。「化粧品に本当に必要なものは何か」を問い続けた結果、これら4つが「必要ではない」という結論に至りました。
合成保存料の代わりに、ちどりやは天然由来の防腐・抗酸化成分を組み合わせています。
自然栽培と
野生採取の違い。
農薬・肥料なしが、なぜ大切か
「オーガニック栽培」とは、農薬・化学肥料を使わない栽培方法です。ちどりやはそれを超えて、「自然栽培」と「野生採取」にこだわります。
自然栽培とは、農薬も肥料も(有機肥料さえも)使わず、土本来の力と植物の生命力だけに委ねる農法です。肥料を与えないことで、植物は自ら深く根を張り、土壌から必要な栄養素を能動的に吸収します。その過程で、植物自身の抗酸化物質・ポリフェノール・生理活性成分が豊かに育まれます。
野生採取は、さらに一歩進んで、農業そのものを行わず、山野に自生する植物をそのまま採取します。九州の山野に自生するやぶ椿、野生の古木から採れる柚子、沖縄の山に生きる月桃——これらは人の管理を離れ、自然の厳しさの中で生き抜いてきた植物です。
| 項目 | 一般有機栽培 | ちどりやの基準 |
|---|---|---|
| 農薬 | 不使用 | 不使用 |
| 化学肥料 | 不使用 | 不使用 |
| 有機肥料 | 使用可 | 不使用(自然栽培) |
| 野生採取品 | 対象外 | 積極的に採用 |
「オーガニック」の
基準を定める。
JOCAとは何か、なぜ重要か
「オーガニックコスメ」という言葉は、日本では明確な法的定義がなく、各企業が独自の基準で使用できます。だからこそ、第三者機関による認証が重要です。
JOCA(Japan Organic Cosmetics Association・日本オーガニックコスメ協会)は、日本で最も厳格なオーガニックコスメ基準を設けた民間認証機関です。合成界面活性剤・合成ポリマー・遺伝子組み換え原料・動物実験など、詳細な禁止事項リストを持ち、原料の産地・製法まで審査対象とします。
ちどりやはこのJOCA認定を取得しています。認定は取得して終わりではなく、継続的な審査が求められます。これがちどりやの品質への約束の、外部からの証明です。

「プラントベース」とは、全成分が植物・鉱物・水のいずれかに由来することを意味します。動物由来成分(コラーゲン・ラノリン・ハチミツ等)は使用しません。唯一の例外はミツロウ(蜜蝋)——ちどりやは国産天然100%のミツロウを一部製品に使用しています。これはクレンジングバームとハマナスフェイスクリームの「固形化剤」として機能する、代替のない天然成分です。
製品・原料のいずれにおいても、動物実験は一切行っていません。JOCA認定の条件のひとつでもあり、1999年の創業から変わらぬ方針です。
1999年から、
一度も変えていない
こと。
That which has never changed since 1999.
流行は変わります。原料の価格も変わります。市場の声も変わります。それでも、ちどりやが変えてこなかったことがあります。
それは「植物の力だけを信じる」という、創業時の静かな決意です。合成成分を使えば、もっと安く作れます。もっと長く保存できます。もっと使いやすくなるかもしれません。でも、それは私たちの作りたいものではありませんでした。
植物だけで、
白髪を染める。
5000年の知恵が、あなたの髪を育てます。
ヘナとは、
インド生まれの
ハーブ植物です。
ヘナはミソハギ科の植物で、インドなどで古くから髪染めやボディペイントに使われてきたハーブです。インド北西部・ラジャスターン州はヘナの一大産地として知られ、葉に含まれる赤色色素「ローソン」がタンパク質に絡みつき、白髪を自然な色へと染め上げます。
化学染料を一切使わず、植物の力だけで髪を染める——ヘナはその植物100%という性質ゆえに、染めるたびに髪と頭皮を健やかに整えるトリートメント効果をあわせ持ちます。
染めるたびに、
髪が喜ぶ理由。
植物100%・化学染料ゼロ
一般的なヘアカラーに含まれる化学染料を一切使用しません。保存料・着色料も不使用。ヘナのパウダーは、葉を乾燥させて粉砕したものがそのまま原料です。
染めながらトリートメント
ヘナの収れん作用がキューティクルを引き締め、ハリ・コシ・ツヤを与えます。「美容室で髪質を褒められるようになった」という声が届くほど、染めるたびに髪が健やかになります。
頭皮に優しく、根元からしっかり
植物だけのヘナは、頭皮からペーストを塗ることができます。一番気になる根元の白髪にしっかり色を入れながら、余分な皮脂や汚れを取り除き、頭皮を清潔に保ちます。
染め間隔を気にしなくてOK
毎日使用しても髪や頭皮に問題なし。色をさらに濃くしたい時も、すぐに染め直したい時も、インターバルを気にせず使えます。
植物の色が、
こんなに美しい。
自然な茶
Henna + Indigo Tea
落ち着いた黒茶
Henna + Indigo Dark Brown
黒
Henna + Indigo Black
3つの色から、
あなたの髪色を。
白髪の量や好みの仕上がりに合わせて選べる3種類のラインナップ。どれも植物100%、化学染料ゼロです。
ヘナ + 木藍 茶
自然な茶
ヘナ + 木藍 黒茶
落ち着いた黒茶
ヘナ + 木藍 黒
黒
染め方は、
シンプルな5ステップ。
髪を濡らす
お湯で髪を濡らし、水気を軽く拭きます。湿った髪はキューティクルが開き、色の入りが良くなります。
ペーストをつくる
45℃くらいのお湯でマヨネーズ程度の固さに溶きます。溶いたらすぐに塗り始めるのが、よく染まるポイントです。
生え際から塗り込む
白髪が気になる生え際から塗り始めます。髪が隠れるくらいたっぷり塗り込むことで、均一に染まります。
ラップで保温して40分
ラップをぴったり巻いて乾燥を防ぎます。ドライヤーや蒸しタオルで温めるとより染まりが良くなります。
ぬるま湯で洗い流す
ヘナが出なくなるまでしっかり洗い流します。その後シャンプー&トリートメントでケアして完成です。
インド・ラジャスターン州
ソジャット産の
上質なヘナを。
現地スタッフが年2回、産地に直接足を運びます。葉の大きさ、乾燥具合、匂い、色——五感をすべて使って上質なヘナを厳選。葉を握り潰したときの音で乾燥の度合いさえ「聞き分ける」ほど、素材と向き合っています。
「木藍(もくらん)」が
茶・黒茶・黒をつくる。
ヘナだけで染めると白髪は赤茶色に染まります。茶・黒茶・黒に染めるために必要なのが「木藍(インディゴ)」。ヘナの赤みと木藍の藍色を組み合わせることで、落ち着いた自然な色に仕上げます。
使用する木藍は、南インド・タミル・ナードゥ州で農薬・化学肥料を使わずに自然栽培されたもの。4000年の藍染めの伝統を守る農家の方々と協力して、ていねいにつくられています。

