5.持続可能な地球を目指した取り組みと今後の展望

京都ちどりやは、京都府の北部に位置する綾部市にある自然豊かなラボラトリーで化粧品の開発に勤しんでいます。

自社農園で原料となるハーブなどを不耕起栽培・無農薬・無堆肥で栽培。数多の植物が勝手にすくすく育っています。野イチゴやプラム、アマチャにシャクヤク、アヤメにヨモギ、フェンネル、スモモ、柿、サクランボ、山椒……放っておいても自然に生えてくるそれらの植物群は、人間が自然から切り離されて生きることは不可能であることを教えてくれます。昨今オーガニックコスメという言葉がいつしか一人歩きを始め、元来の意味とは違うものになっていると感じるの私達だけでしょうか?

ちどりやは、人に効果を発揮しつつも、動物や環境に配慮した製品作りを課題としています。持続可能な地球のためにできることには積極的に取り組み、将来的には完全なオフグリッドを目指しています。さらに今後、ちどりや商品の容器を全てガラス製のものとバイオマスプラスティックに変えていきます。そして、コロナ禍で店舗の営業がままならなかった間、原材料を自社農園で生産配給できる体制を整えてきました。これからますます諸外国からの輸入に頼るより、食品にも化粧品にもアップサイクルできる植物を育て、皆様とシェアできるよう励んでいきます。

化粧品の原料を生産する工程において、同じ植物の原料を、例えば果皮は化粧品に、実は食品に分けることでロスをなくし、肌も体も、そして心も喜びます弊社が、以前から取り組みたかったことが、自然食品です

 

 

すでにある自然の財産を健康的に保ち、恵みを頂き活用する必要性

野生動物たちと共存するには、まずは山と農場の管理が不可欠です

 自社が持つ山林を適度に間伐することで、森が再生し今まで山で育たなかった多様性に富んだ植物が増え始め野生動物の食べ物ができ畑を荒らさなくなります→農家にとっても深刻な問題の解決につながります

● 植物は食品や化粧品の原料に加工できます

● 木の重量の半分が炭素ですから、山を健康的に管理することで、アメリカンフットボールの球場ほどの広さに150tの炭素が木によって蓄えられます。

● 不耕起農法で農作物を育てることで、今まで耕すことで外気に放出されていた二酸化炭素が地中の栄養分として蓄えられ、二酸化炭素の削減につながります。

cidoriya corp. はニューヨークで創始され、日本に逆輸入の形で広まり、株式会社京都ちどりやとして今に至ります。

ちどりやの商品がこれからも、皆様の感性に響き、ときめきや癒しを感じていただける商品であれるよう、

私たちは涸れることのない自然のインスピレーションを元に今日も元気に立ち働いています。